月刊邦楽情報誌　邦楽ジャーナル

いんたびゅう─牧原一路／エンジョイスコア「G線上のアリア」／特集「サワリ」

今号の表紙グラビア＆インタビューは尺八の牧原一路。サラリーマンから“虚無僧”への転身、そのこころは？

大好評「エンジョイスコア」は「G線上のアリア」。J.S.バッハの作品でも特に人気の高いこの曲を、三味線独奏にアレンジ。

特集は「サワリ」。三味線や琵琶の弦を弾いたあとに残るビーンという独特の響き「サワリ」の秘密に迫ります。

拡大表示	【完売】邦楽ジャーナルVol.341（15年6月号）／楽譜「G線上のアリア」 販売期間: 価格: 0円 (税込) 購入数: 個 返品についての詳細はこちら

「邦楽ジャーナル」2015年6月号（341号）目次


［特集］

• サワリ
  三味線のサワリ＜野川美穂子＞／琵琶のサワリ＜薦田治子＞

• いんたびゅう
  牧原一路
  
  以下＜＞内は執筆者名
  
  
• 日本作曲家列伝　現代邦楽と作曲家-2 ＜西耕一＞　三木稔
  （現代音楽の企画・評論を行う西耕一氏が、現代邦楽を手がけた作曲家について、その作品や意外なエピソードなどを紹介。）
  
  
• アマチュアばんざい　浜根湲山さん（尺八）
  

• 三味線が好きになる術（すべ）-16 ＜上原潤之助＞　糸伸ばしの術
  （難しいと思われている三味線も、ちょっとしたことで上達し、楽しくなります。そのコツを伝授します。）
  
  
• ことのね玉手箱-16 ＜帯名久仁子＞　衣装でテンションアップ―着物編
  （プロとアマチュアでは何が違うのか。演奏家・帯名久仁子が実践していることを披露します。）
  
  
• 尺八の技-16 ＜小湊昭尚＞　曲を吹く（1）「この道」
  （ジャンルを超えて、尺八を楽しむための大技、小技を、ときにはインターネットで映像を利用して伝授します。）
  
  

• 脈々たる箏曲地歌びと-30 ＜久保田敏子＞　京物を誕生させた人々2　松浦検校久保一
  （京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子（さとこ）氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。）
  
  
• 現代邦楽のための楽譜講座-2 ＜森重行敏＞　一本はD？ A？
  （音楽大学で音楽理論の講義を行う森重行敏氏が、現代の邦楽に関わる際に必要な「楽譜の読み方」をテーマに、五線譜から各ジャンルの譜にまで言及する。）
  
  
• どうしてますか？-6　古典と現代曲では三味線の糸を変える？
  （「他の方はどうやってるの？」「もっと良い方法がある？」といった情報交換の場です。あなたに代わって編集部がいろんな人に聞いてみます。ドシドシ質問をお寄せください！）
  
  
• 1分間「箏曲地歌」アナウンス-94 ＜野川美穂子＞　早舟
  （演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。）
  
  

• 歌唱古今-6 ＜鴨下信一＞　六月 心中
  （筆者は、「東芝日曜劇場」「岸辺のアルバム」等のテレビドラマや舞台の演出家で、日本語に関する著作も多い鴨下信一氏。閑吟集から歌謡曲まで、古今の歌詞から浮かび上がる日本人の姿をさぐります。）
  
  
• 音を録る・人を録る--プロデューサーメモ-2 ＜星川京児＞　横山勝也を録る（1）
  （民族音楽を中心に様々なジャンルの音楽作品の制作をしてきた音楽プロデューサー星川京児氏が、邦楽関係者の録音メモを紹介。）
  
  
• おと・かたち・いろ考-6 ＜村尚也＞　雷さまのカタチ
  （舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。）
  
  

• News －ホットな話題を写真付きで
  ・三味線奏者が津波霊場「三陸遍路みち」開創
  ・三味線の名工石村近江の墓地移転
  ・普化禅師展開催
  
  
• Report
  ・邦楽合奏版「ステラオブあかね・Ｍ・エンジェル」の初演
  
• 小耳情報　（小耳にはさんだ話題あれこれ）
  
  
• 編集長の見たり・聞いたり・思ったり　＜田中隆文＞　覚悟（1）
  
  
• フォトグラファー・ヒダキトモコのつぶらな目-6
  （表紙の人物写真を撮影する写真家、ヒダキトモコさんの目を通したひと言。）