いんたびゅう:吉住小三代/特集「尺八コレクション!」その2
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、長唄三味線演奏家の吉住小三代。
特集は、尺八の名管・古管のコレクターを紹介するシリーズ第二弾。
好評「続邦楽器編曲塾」は、箏二重奏「夏は来ぬ」(五線譜)。
新連載「新 目から鱗の尺八上達術1(三塚幸彦)」と「「六段」を弾き“うたい”しよう(木田敦子)」もスタート!
「邦楽ジャーナル」2019年8月号(391号)目次
以下<>内は執筆者名
[特集]
- 尺八コレクション!(その2)
小菅大徹さん/前島竹堂さん/神田可遊さん
[人物]
- いんたびゅう
吉住小三代
- 尺八の名工房 18 桑原仙山さん
- 邦楽伝播人 10 小林能理子さん((一社)和楽器普及協会代表)
[奏法]
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品 13 <藤原道山> 道灌(下)
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- 津軽三味線を弾こう 8 <澤田成十朗> 「掛け声」と「すり」
(『じょんから節』を変化させた有名な『六段』の一段目をマスターしようというものです。まずは気軽にお手持ちの三味線で。)
- 津軽笛を吹こう 8 <佐藤ぶん太、> 囃子が祭りを決める!
(独特の味わいを持つねぷた囃子の笛をマスターして、楽しい笛の世界を知ってもらおうというもの。「ドレミ笛でも吹けますが、本物の篠竹によるねぷたの笛も3000円で入手できますよ」。)
- (新連載)新 目から鱗の尺八上達術1 <三塚幸彦> 教材に必要な条件
(2014年2月号まで50回にわたる連載の前シリーズと、2016年8月号の特別編を経てさらにパワーアップした尺八の上達法を伝授します。)
- (新連載)「六段」を弾き“うたい”しよう1 <木田敦子>「六段」は鑑賞に耐えうる!
(「六段に始まり、六段に終わる」と言われるくらい箏曲にとって大事な曲を題材に、唱歌で味わいながら、鑑賞曲として披露するための手法を伝授します。)
- 脈々たる箏曲地歌びと 80 <久保田敏子> 地歌箏曲の系譜─山田流の芸脈3
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 百人町捕物帳 和楽器よもやま噺 19 <水本真聡> 正しい楽器選びのポイント
(和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介。)
- 邦楽用語きほんの「き」 34 <釣谷真弓> 唱歌(ルビ:しょうが)
(普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス 144 <野川美穂子> 今小町
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。)
- こんなのもあった!邦楽の楽譜 5 <森重行敏> 三味線の譜1数字譜にもいろいろある!
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- おと・かたち・いろ考 56 <村尚也> 空蝉の声
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> ある「普及」の方法
- ヒダキトモコのつぶらな目 53
(表紙といんたびゅうの撮影を担当する写真家ヒダキトモコの目に写るものは。)
- Report
・跡を継ぐ!(二宮貴久輔さん/中島一子さん/大中久子さん)
[楽譜]
- 続・邦楽器編曲塾 14
「夏は来ぬ」(箏二重奏)<小山作之助作曲・高橋久美子編曲>
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/現代邦楽楽譜一覧 其の2
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 8月1日-9月30日分
- 8月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)
- 昭和30年の琴古流尺八の重鎮達!