三木稔氏を偲ぶ/2011年リリース盤聴きくらべ
2011年12月に惜しくも亡くなった作曲家・三木稔氏。
その偉業を、夫人をはじめ関係者の証言により綴る。
また、毎年恒例、2011年にリリースされたCD・DVDから8人が2枚ずつ選び出した音盤を対決!
本誌デザイナー・イラストレーターによる「Best of CD design」も発表。
「邦楽ジャーナル」2012年2月号(301号)目次
[特集1]
- 三木稔氏を偲ぶ
田中隆文、三木那名子、坂田誠山、田村拓男、高橋明邦、藤本玲
[特集2]
- 2011年リリース盤聴きくらべ
Best of CD design
[エッセイ] 以下<>内は執筆者名
- 和楽抄-81 <桂吉坊> 「禅」の記憶。
- 英・哲・学-14 <林英哲> 歌う
(太鼓音楽の先駆者として世界各地で経験したこと、感じたこと、実践していること、音や太鼓にたいしてどのようにむきあっているのかなどを林英哲が執筆)
- 地唄箏曲四方山話-14 <芦垣美穗> 宮城道雄の技術革新(2)
(発声法を独自に研究し、古典の演奏で定評のある芦垣美穗が、古典の捉え方、箏や三味線の演奏法、ほとんど教えられることのない唄のうたい方の極意などを散りばめる。実技に役立つこと、間違いなし!)
- ものの音を聴く-11 <伊藤由貴子> 早春の海で
(過去にも小誌で「ゆめのねもののね」「音の風景」「音紀行」を連載していただいた伊藤由貴子氏の新エッセイ。「ものの音を聴く」と題し、日々の暮らしの中で、また旅先で、ささやかな「ものの音」に耳を傾けていきます)
[知識]
- KOTOでPOPSを弾こう!-14<加藤美枝> 邦楽の半音と洋楽の半音
(ポップ・ミュージックを箏で楽しむ方法をユニット「collage」の箏奏者・加藤美枝が紹介)
- 目から鱗の尺八上達術-26 <三塚幸彦> 5穴と7孔、琴古と都山
(演奏家にして製管師、「尺八を身近なものに」を信条とする三塚幸彦が執筆。尺八演奏に関する質問を編集部宛にお寄せ下さい)
- 猫太郎に聞け-52 「鼓」と「尺八」
(素朴な疑問や、聞いてみたいけど聞きにくい質問などお寄せ下さい)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-54 <野川美穂子> 八段の調
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい)
- 生誕100年 林松栄の生きざまを追って-7(最終回) <織田麻有佐> 五大民謡一筋に
- アマチュアばんざい 八木光子さん・宮崎光恵さん(津軽三味線)/相良玉水さん(箏)
- News -ホットな話題を写真付きで
・ふたつ折れ箏「箏コンポゼ」完成
・発明!箏の糸締め器
・「集まれ!次世代の表現者たち」選抜公演
・邦楽リハビリ体操が楽譜に!
・野村正峰お別れの会
- 海外Report
・中央音楽学院「世界音楽周2011」に東京藝大が参加(中国)
・米国から中南米へ、NY国際交流基金プログラム─木村伶香能
・モスクワ音楽院、箏曲20年の実績─山路みほ
- 小耳情報 (小耳にはさんだ話題あれこれ)
- 300号キャンペーン・沢井一恵CDキャンペーン
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> 知られざる三木稔
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- CDレビュー・クロスレビュー<小林渡・滝沢成実・西耕一・森重行敏>
同じ音盤を聴いてもその感想は人によってさまざま。話題の音盤を4人の執筆者が聴いてそれぞれ感想を記し、★5つ満点制で評価する。
- HOW今月の新入荷商品・CDガイド
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 2月1日~3月31日分
- 津軽三味線+太鼓+その他の邦楽器情報 2月1日~3月31日分
- 津軽三味線情報 2月1日~3月31日分
- 太鼓情報 2月1日~3月31日分
- フェスティバル情報 2月1日~3月31日分
- 2月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- 読者の広場(読者の皆様からのおたよりをどんどん紹介します)