箏爪へのこだわり/注目!コンサート
今回は特集二本立て!まずは「箏爪へのこだわり」と題して、10数年かけて研究開発された生田流の「寿爪」を中心に、素材である象牙についてもご紹介。
次号以降も、短期集中連載で「箏爪」について探っていきます。
また、「注目!コンサート」では、2013年2~3月に開催された特徴的な5公演をご紹介。
「邦楽ジャーナル」2013年4月号(315号)目次
[特集1]
- 箏爪へのこだわり-1
[特集2]
- 注目! コンサート
・神奈川フィル×和楽器 和洋/スクランブル発信@小田原
・Depuis1975―日原史絵+山本和智 実験邦楽
・桐朋学園芸術短期大学第10回日本音楽・ギター合同卒業演奏会
・NHK邦楽技能者育成会同窓会〈第一回〉演奏会 現代邦楽「考」
・鎮魂のうたまい
[エッセイ] 以下<>内は執筆者名
- 和楽抄-95 <中山一郎>日本語を歌・唄・謡う
- 地唄箏曲四方山話-28 <芦垣美穗> 箏のルネッサンス3 光崎検校
(発声法を独自に研究し、古典の演奏で定評のある芦垣美穗が、古典の捉え方、箏や三味線の演奏法、ほとんど教えられることのない唄のうたい方の極意などを散りばめる。実技に役立つこと、間違いなし!)
- ものの音を聴く-25 <伊藤由貴子> 文字を書く
(過去にも小誌で「ゆめのねもののね」「音の風景」「音紀行」を連載していただいた伊藤由貴子氏の新エッセイ。「ものの音を聴く」と題し、日々の暮らしの中で、また旅先で、ささやかな「ものの音」に耳を傾けていきます)
[知識]
- 邦楽よ、もっと元気に!-7<飯吉規邦> 技術・技能伝承の専門家に聞く(その2)
(尺八奏者でありチェロ奏者でもある飯吉規邦が邦楽の未来を考える)
- 目から鱗の尺八上達術-40 <三塚幸彦> ストローで実感する呼吸法
(演奏家にして製管師、「尺八を身近なものに」を信条とする三塚幸彦が執筆。尺八演奏に関する質問を編集部宛にお寄せ下さい)
- 脈々たる箏曲地歌びと-4 <久保田敏子> 石村検校 2
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 猫太郎に聞け-65 「尺八」と「鼓」
(素朴な疑問や、聞いてみたいけど聞きにくい質問などお寄せ下さい)
- 韓国国楽たより-11 <ユ・チュンホ(「LARA」編集長)> パンソリ
(韓国に国楽ジャーナル「LARA」が誕生。2012年6月号から「邦楽ジャーナル」と「LARA」で交換記事を連載することになった。「韓国の伝統音楽の今」を知り、楽しく交流しよう!)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-68 <野川美穂子> 桜づくし
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい)
- Interview
需要は掘り起こせ! 小林能理子さんに聞く
- アマチュアばんざい 宮川高美さん(箏)/澤田邦風さん(津軽三味線)
- Report
「被災地で生きる」その後 M's Japan Orchestra 2年目の3・11
- News -ホットな話題を写真付きで
・文化庁文化交流使活動報告会
・歌舞伎座杮落、最初の演目は箏曲!
- 小耳情報 (小耳にはさんだ話題あれこれ)
- これを言いたい!-9 <Ajo> 次世代へと繋げるモノ
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> 生きる古典
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- CDレビュー/クロスレビュー<太田暁子・黒河内茂・斎藤完・星川京児>
同じ音盤を聴いてもその感想は人によってさまざま。話題の音盤を4人の執筆者が聴いてそれぞれ感想を記し、★5つ満点制で評価する。
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