正派創始100年/箏爪へのこだわり2
今回も特集二本立て!
まずは、今年創立100年を迎える生田流箏曲の最大会派「正派」の創始者・中島雅楽之都をクローズアップした
「正派創始100年~箏曲『正派』はいかにして大きくなったか!?」。
もう一つの特集は「箏爪へのこだわり」第二弾。
タイプの異なった「寿爪」を使用する5人の演奏家にスポットをあてます。
また、作曲家ブラームスと箏曲の出会いをきっかけに行われるコンサート「ブラームスと日本~架け橋」にまつわる話題も必見!
「邦楽ジャーナル」2013年5月号(316号)目次
[特集1]
- 正派創始100年! 箏曲「正派」はいかにして大きくなったか!?
「箏曲普及」に人生をかけた中島雅楽之都 <井口はる菜>
中島靖子家元に聞く--- 雅楽之都100年の計
中島雅楽之都の魅力 <黒河内茂> 正派創始百周年記念演奏会
[特集2]
- 箏爪へのこだわり-2
野坂操壽、矢崎明子、沢井一恵、黒川真理、渡辺正子
[エッセイ] 以下<>内は執筆者名
- 和楽抄-96 <田口尚幸>「地歌動画講義」へのいざない
- 地唄箏曲四方山話-29 <芦垣美穗> 声の存在感
(発声法を独自に研究し、古典の演奏で定評のある芦垣美穗が、古典の捉え方、箏や三味線の演奏法、ほとんど教えられることのない唄のうたい方の極意などを散りばめる。実技に役立つこと、間違いなし!)
- ものの音を聴く-26 <伊藤由貴子> そうじの音
(過去にも小誌で「ゆめのねもののね」「音の風景」「音紀行」を連載していただいた伊藤由貴子氏の新エッセイ。「ものの音を聴く」と題し、日々の暮らしの中で、また旅先で、ささやかな「ものの音」に耳を傾けていきます)
[知識]
- 邦楽よ、もっと元気に!-8<飯吉規邦> 洋楽の団体に学ぶ1
(尺八奏者でありチェロ奏者でもある飯吉規邦が邦楽の未来を考える)
- 目から鱗の尺八上達術-41 <三塚幸彦> パクパク奏法補足
(演奏家にして製管師、「尺八を身近なものに」を信条とする三塚幸彦が執筆。尺八演奏に関する質問を編集部宛にお寄せ下さい)
- 脈々たる箏曲地歌びと-5 <久保田敏子> 石村検校の門人─初期三味線の担い手たち1
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 猫太郎に聞け-66 「十七絃」と「津軽民謡」
(素朴な疑問や、聞いてみたいけど聞きにくい質問などお寄せ下さい)
- 韓国国楽たより-12 <ユ・チュンホ(「LARA」編集長)> パンソリ
(韓国に国楽ジャーナル「LARA」が誕生。2012年6月号から「邦楽ジャーナル」と「LARA」で交換記事を連載することになった。「韓国の伝統音楽の今」を知り、楽しく交流しよう!)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-69 <野川美穂子> 紀の路の奥 四季の段
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい)
- アマチュアばんざい 畠中恵子さん(尺八・太鼓)/有山茂美さん&順子さん(太鼓)
- ブラームスと日本──120年前にブラームスが出逢った箏の音色
- Report
・東京邦楽コンクール
・高校生によるHOT JAPAN Project「Jふぇす」
- 小耳情報 (小耳にはさんだ話題あれこれ)
- これを言いたい!-10 <橋口隆之> 和太鼓を「普通の楽器」に
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> ライブ
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- CDレビュー/クロスレビュー<太田暁子・黒河内茂・斎藤完・星川京児>
同じ音盤を聴いてもその感想は人によってさまざま。話題の音盤を4人の執筆者が聴いてそれぞれ感想を記し、★5つ満点制で評価する。
- HOW今月の新入荷商品/CDガイド
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 5月1日-6月30日分
- 津軽三味線+太鼓+その他の邦楽器情報 5月1日-6月30日分
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