いんたびゅう─山本亜美・黒澤有美・中川果林/エンジョイスコア「異邦人」/特集「地歌三味線の響き(後編)」
今号の表紙グラビア&インタビューは女性箏演奏家3人が登場! 山本亜美・黒澤有美・中川果林が、多絃箏をパートナーとして世界で活躍するまでと今後の抱負を語る。
大好評「エンジョイスコア」は「異邦人」。1979年、久保田早紀の大ヒット曲を、箏・十七絃の二重奏でお届けします。
特集は「地歌三味線の響き(後編)」。柳川三味線・野川三味線・九州系地歌三味線の三種の違いを、長谷川慎がわかりやすく解説。
「邦楽ジャーナル」2015年9月号(344号)目次
[特集1]
-
地歌三味線の響き(後編)
3種の地歌三味線<長谷川慎>
[人物]
- いんたびゅう
山本亜美・黒澤有美・中川果林
以下<>内は執筆者名
- 日本作曲家列伝 現代邦楽と作曲家-5 <西耕一> 水野修孝
(現代音楽の企画・評論を行う西耕一氏が、現代邦楽を手がけた作曲家について、その作品や意外なエピソードなどを紹介。)
- アマチュアばんざい 姉川秀治(豈山)さん(尺八)
[奏法]
- 三味線が好きになる術(すべ)-19 <上原潤之助> 必ず出来る裏ハジキ!
(難しいと思われている三味線も、ちょっとしたことで上達し、楽しくなります。そのコツを伝授します。)
- ことのね玉手箱-19 <帯名久仁子> 軽やかにスタッカート
(プロとアマチュアでは何が違うのか。演奏家・帯名久仁子が実践していることを披露します。)
- 尺八の技-19 <小湊昭尚> 五線譜の変換表
(ジャンルを超えて、尺八を楽しむための大技、小技を、ときにはインターネットで映像を利用して伝授します。)
- 脈々たる箏曲地歌びと-33 <久保田敏子> 京物を誕生させた人々1
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 現代邦楽のための楽譜講座-5 <森重行敏> 楽器で調を変えてしまう邦楽
(音楽大学で音楽理論の講義を行う森重行敏氏が、現代の邦楽に関わる際に必要な「楽譜の読み方」をテーマに、五線譜から各ジャンルの譜にまで言及する。)
- 韓国国楽たより-24(不定期連載) <ユ・チュンオ> 楽歌舞一体
(国楽ジャーナル「LARA」編集長ユ・チュンオ氏が、韓国国楽の実状を。)
- どうしてますか?-9 笛の音階はどうなってる?
(「他の方はどうやってるの?」「もっと良い方法がある?」といった情報交換の場です。あなたに代わって編集部がいろんな人に聞いてみます。ドシドシ質問をお寄せください!)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-97 <野川美穂子> 新娘道成寺
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。)
- 歌唱古今-9 <鴨下信一> 九月 死者と睦む
(筆者は、「東芝日曜劇場」「岸辺のアルバム」等のテレビドラマや舞台の演出家で、日本語に関する著作も多い鴨下信一氏。閑吟集から歌謡曲まで、古今の歌詞から浮かび上がる日本人の姿をさぐります。)
- 音を録る・人を録る--プロデューサーメモ-5 <星川京児> 鶴田錦史編(2)
(民族音楽を中心に様々なジャンルの音楽作品の制作をしてきた音楽プロデューサー星川京児氏が、邦楽関係者の録音メモを紹介。)
- おと・かたち・いろ考-9 <村尚也> 盆踊りの恍惚
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
[話題・他]
- Report
・全国邦楽合奏フェスティバルin金沢
- News -ホットな話題を写真付きで
・第4回全国邦楽合奏協会邦楽コンクール
・第25回全国小中学生箏曲コンクールin宇部
・箏+洋楽器の新作募集に18ヵ国から60曲
・邦楽演奏家たちが「麹町スクール」開講
- 小耳情報 (小耳にはさんだ話題あれこれ)
- 読者投稿 先月号「砂崎知子氏、宮城会を退会」を読んで
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> 1尺8寸が当たり前?
- フォトグラファー・ヒダキトモコのつぶらな目-9
(表紙の人物写真を撮影する写真家、ヒダキトモコさんの目を通したひと言。)
- エンジョイ スコアVol.19
「異邦人」(箏・17絃)<久保田早紀作曲・大塚茜編曲>
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/CDガイド
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 9月1日-10月31日分
- 9月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- 読者の広場(読者の皆様からのおたよりをどんどん紹介します)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)