いんたびゅう─菅原久仁義/エンジョイスコア「贈る言葉」/特集「プロ尺八界のいま」
今号の表紙グラビア&インタビューは、尺八の菅原久仁義氏。演奏家としての活躍はもちろん、本誌で長らく「鳴るほど・ザ・尺八」を連載するなど、理論に基づいた尺八吹奏の研究でも知られる菅原氏が今、何を考えているかに迫ります。
大好評「エンジョイスコア」は、海援隊の「贈る言葉」。「3年B組金八先生」の主題歌として知られる卒業シーズンの定番曲を、大塚茜編曲による箏・尺八二重奏でお届けします。
特集は「尺八大演奏会2015『狂宴』にみる プロ尺八界のいま」。菅原氏の呼びかけで始まった尺八奏者のみによる演奏会「狂宴」のレポートとともに、42人の出演者全員への楽器のこだわりと近況を聞きました。
「邦楽ジャーナル」2016年2月号(349号)目次
[特集]
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尺八大演奏会2015「狂宴」にみる
プロ尺八界のいま
[人物]
- いんたびゅう
菅原久仁義
以下<>内は執筆者名
- 日本作曲家列伝 現代邦楽と作曲家-10 <西耕一> 高橋久美子
(現代音楽の企画・評論を行う西耕一氏が、現代邦楽を手がけた作曲家について、その作品や意外なエピソードなどを紹介。)
- アマチュアばんざい 大山一浩(功山)さん(尺八)
[奏法]
- 三味線が好きになる術(すべ)-24 <上原潤之助> 見た目も音楽!
(難しいと思われている三味線も、ちょっとしたことで上達し、楽しくなります。そのコツを伝授します。)
- ことのね玉手箱-24 <帯名久仁子> 「春の海」を弾こう2
(プロとアマチュアでは何が違うのか。演奏家・帯名久仁子が実践していることを披露します。)
- 尺八の技-24 <小湊昭尚> 「ちょっと書き足し」で五線譜の変換を見やすく!(1)
(ジャンルを超えて、尺八を楽しむための大技、小技を、ときにはインターネットで映像を利用して伝授します。)
- 脈々たる箏曲地歌びと-38 <久保田敏子> 幕末の京物作曲家4
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 現代邦楽のための楽譜講座-10 <森重行敏> 五線譜の原理(10)箏の『さくら』の4拍目は?
(音楽大学で音楽理論の講義を行う森重行敏氏が、現代の邦楽に関わる際に必要な「楽譜の読み方」をテーマに、五線譜から各ジャンルの譜にまで言及する。)
- どうしてますか?-14 ─本番前の飲食は?
(「他の方はどうやってるの?」「もっと良い方法がある?」といった情報交換の場です。あなたに代わって編集部がいろんな人に聞いてみます。ドシドシ質問をお寄せください!)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-102 <野川美穂子> 由縁の月
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。)
- 歌唱古今-14 <鴨下信一> 人と家との絆
(筆者は、「東芝日曜劇場」「岸辺のアルバム」等のテレビドラマや舞台の演出家で、日本語に関する著作も多い鴨下信一氏。閑吟集から歌謡曲まで、古今の歌詞から浮かび上がる日本人の姿をさぐります。)
- 音を録る・人を録る--プロデューサーメモ-10 <星川京児> 聲明を録る(1)
(民族音楽を中心に様々なジャンルの音楽作品の制作をしてきた音楽プロデューサー星川京児氏が、邦楽関係者の録音メモを紹介。)
- おと・かたち・いろ考-14 <村尚也> 五郎丸ポーズと曽我物語
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- Report
・第2回利根英法記念邦楽コンクール「アンサンブル」ハイレベルで競う若者たち
- 小耳情報 (小耳にはさんだ話題あれこれ)
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> 尺八って面白い!
- フォトグラファー・ヒダキトモコのつぶらな目-14
(表紙の人物写真を撮影する写真家、ヒダキトモコさんの目を通したひと言。)
[楽譜]
- エンジョイ スコアVol.24
「贈る言葉」(尺八・箏二重奏)<千葉和臣作曲・大塚茜編曲>
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/CDガイド
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 2月1日-3月31日分
- 2月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)