いんたびゅう：石井竜也／特集「小唄の世界」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、石井竜也。“米米CLUB”で一世を風靡、ソロ活動でも多ジャンルで活躍する石井。和テイストの作品を集めた3枚組アルバム「龍」をリリースし、和楽器プレーヤーと共にコンサートツアー「陣」を展開する彼に、“和”に寄せる想いを聞く。
特集は二本立て。一つは、座談会「小唄の世界」。わずか3分に凝縮された粋な三味線音楽・小唄の魅力を、座談会形式でお伝えします。
第二特集は、前号に引き続き「邦楽と邦楽器再生のために」。コロンビア大学のバーバラ・ルーシュ氏からの寄稿と、本誌編集長の見解を掲載。
「邦楽ジャーナル」2018年7月号（378号）目次
以下＜＞内は執筆者名
［特集］
- 座談会 小唄の世界
春竹利昭・春日とよ栄芝・黒河内茂
- 邦楽と邦楽器の再生のために
自己防衛の鎖国から脱却して〈バーバラ・ルーシュ〉／学生気分のノリで〈田中隆文〉
- いんたびゅう
石井竜也
和テイストの作品を集めた渾身の3枚組アルバム「龍」を出し、コンサートツアー「陣」を展開する。
“和”に寄せる想いは深い。
- 巨匠、その人と音楽8 ＜クリストファー遙盟＞ 大野一雄
- 尺八の名工房
3「一城銘尺八」小林一城さん／4「晏弘銘尺八」遠藤晏弘さん
- アマチュアばんざい 本間伸也（海盟）さん（尺八）
［奏法］
- 尺八徹底音出し実験室-2 ＜本間豊堂＞ 姿勢よく。音も見た目も美しく！
- 三味線が好きになる術（すべ）-53 ＜上原潤之助＞ 音楽用語をいま一度
（難しいと思われている三味線も、ちょっとしたことで上達し、楽しくなります。そのコツを伝授します。）
- ことのね玉手箱-53 ＜帯名久仁子＞ 三曲合奏はこれでバッチリ！
（プロとアマチュアでは何が違うのか。演奏家・帯名久仁子が実践していることを披露します。）
- 百人町捕物帳 和楽器よもやま噺-6 ＜水本真聡＞ 鼓革〜「大は小を兼ねる」ことはありません
（和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介。）
- 脈々たる箏曲地歌びと-67＜久保田敏子＞ 地歌箏曲の系譜─生田流名古屋系 6
（京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子（さとこ）氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。）
- 虚無僧曼荼羅-27 ＜牧原一路＞ 中世の尺八2
（私、平成の虚無僧、一路でござる。子どもの頃、家の前に現れた虚無僧を見てビビッときて、虚無僧に憧れ60年。念願かなって今晴れて虚無僧をしておりまする。）
- 邦楽用語きほんの「き」-21 ＜釣谷真弓＞ 胡弓1
（普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。）
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-131 ＜野川美穂子＞ 玉の台
（演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。）
- おと・かたち・いろ考-43 ＜村尚也＞ 7月7日になにを流す？
（舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。）
- Memory 及川尊雄氏／坂井泰昭氏
- Report 本誌執筆陣による充実のワークショップ！
- 小耳情報 （小耳にはさんだ話題あれこれ）
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり ＜田中隆文＞新日本ポップス？
- タナカタカフミのつぶやく目-2
［楽譜］
- 続・邦楽器編曲塾-2
「シューベルトの子守歌」（尺八二重奏）＜フランツ シューベルト作曲・高橋久美子編曲＞
［ＣＤ・他］
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品／CDガイド
（弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介）
http://hj-how.com/
［情報］
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