いんたびゅう:清元紫葉/宗時行の「見てわかる邦楽の歴史⑤」100人の地歌箏曲作曲家年表
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、三味線演奏家・作曲家の清元紫葉。清元節、小唄、奏風楽で三味線音楽の可能性を広げる、作曲活動も意欲的に行う彼女の生き様を聞く。
特別企画として、「宗時行の『見てわかる邦楽の歴史⑤』100人の地歌箏曲作曲家年表」を、巻末カラー綴じ込みと解説文の二本立てで掲載。
このほか、新連載「津軽三味線を弾こう」「津軽笛を吹こう」「宇宙に響く一絃の音を」が一挙スタート! 毎年恒例「謹賀新年の名刺広告」もあり、盛りだくさんの内容です。
「邦楽ジャーナル」2019年1月号(384号)目次
以下<>内は執筆者名
[特別企画]
- 宗時行の「見てわかる邦楽の歴史5」
100人の地歌箏曲作曲家年表
[人物]
- いんたびゅう
清元紫葉
- 巨匠、その人と音楽 13-2 <クリストファー遙盟> 大岡信
- 尺八の名工房 11「澤仙・澤山銘尺八」尾崎沢山さん
- 邦楽伝播人3 齋藤佳奈さん(三味線で世界の和をつくる事業家)
[奏法]
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品-6 <藤原道山> 若水
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- (新連載)津軽三味線を弾こう-1 <澤田成十朗> 「六段」の一段目指して!
(『じょんから節』を変化させた有名な『六段』の一段目をマスターしようというものです。まずは気軽にお手持ちの三味線で。)
- (新連載)津軽笛を吹こう-1 <佐藤ぶん太、> やってみたらハマります!
(独特の味わいを持つねぷた囃子の笛をマスターして、楽しい笛の世界を知ってもらおうというもの。「ドレミ笛でも吹けますが、本物の篠竹によるねぷたの笛も3000円で入手できますよ」。)
- 尺八徹底音出し実験室-8 <本間豊堂> 当てる位置を固定? 自由さが失われているかも
(あなたの尺八の音をワンランクアップさせることを目標に、尺八奏者の本間豊堂氏が、さまざま実験、改善のヒントを提供します。)
- 百人町捕物帳 和楽器よもやま噺-12 <水本真聡> 「三味線禁令」がなければ薩摩琵琶は存在しなかった!?
(和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介。)
- 脈々たる箏曲地歌びと-73 <久保田敏子> 地歌箏曲の系譜─山田流─その濫觴1
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 虚無僧曼荼羅-33 <牧原一路> 明治の尺八界
(私、平成の虚無僧、一路でござる。子どもの頃、家の前に現れた虚無僧を見てビビッときて、虚無僧に憧れ60年。念願かなって今晴れて虚無僧をしておりまする。)
- 邦楽用語きほんの「き」-27 <釣谷真弓>締太鼓 日本の打楽器3
(普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-137 <野川美穂子> 子の日
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。)
- (新連載)宇宙に響く一絃の音を-1 <野坂操壽> 音への憧憬
(多絃箏を開発して古典から現代の箏曲を追求する野坂氏が自身の求める音の世界を綴ります。同時に今、折々に感じることも。)
- おと・かたち・いろ考-49 <村尚也> 春の七草か? 七種か?
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文>改正水道法対策
- ヒダキトモコのつぶらな目-46
[楽譜]
- 続・邦楽器編曲塾-8
「一月一日(いちげついちじつ)」(箏独奏)<上 眞行作曲・高橋久美子編曲>
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/在庫一掃キャンペーン
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 1月1日-2月28日分
- 12月のテレビ・ラジオ/正月番組(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)
- 謹賀新年の名刺広告