いんたびゅう:MAKI/特集「国際化する尺八(1)」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、作曲家・ピアニスト・プロデューサーのMAKI。和洋の枠を飛び越えて多くの作品を生み出し公演を制作するMAKIが、その原点を語る。
特集は、「国際化する尺八」と題し、この夏に行われた「KSK(国際尺八研修館)尺八音楽祭2019」と「2022世界尺八フェスティバル・潮州」に向けての動きをレポート。
好評「続邦楽器編曲塾」は、尺八二重奏「いつくしみ深き」(五線譜)。
「邦楽ジャーナル」2019年12月号(395号)目次
以下<>内は執筆者名
[特集]
- 国際化する尺八
KSK国際尺八音楽祭2019/2022「中国世界尺八フェスティバル・潮州」に向けて
[人物]
- いんたびゅう
MAKI
- 尺八の名工房 22 羽倉梁山さん
- 邦楽伝播人 14 濱谷拓也さん(しゃみせん楽家店主)
[奏法]
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品 17 <藤原道山> 泉
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- 津軽三味線を弾こう 12(最終回) <澤田成十朗>華やか・ダイナミックに終わる!
(『じょんから節』を変化させた有名な『六段』の一段目をマスターしようというものです。まずは気軽にお手持ちの三味線で。)
- 津軽笛を吹こう 12(最終回) <佐藤ぶん太、> 指打ちは必要な分だけ!
(独特の味わいを持つねぷた囃子の笛をマスターして、楽しい笛の世界を知ってもらおうというもの。「ドレミ笛でも吹けますが、本物の篠竹によるねぷたの笛も3000円で入手できますよ」。)
- 新 目から鱗の尺八上達術5 <三塚幸彦> 唇にストローをくわえる小さな孔を
(2014年2月号まで50回にわたる連載の前シリーズと、2016年8月号の特別編を経てさらにパワーアップした尺八の上達法を伝授します。)
- 「六段」を弾き“うたい”しよう5 <木田敦子>二段2 押し手・後押しを丁寧に!
(「六段に始まり、六段に終わる」と言われるくらい箏曲にとって大事な曲を題材に、唱歌で味わいながら、鑑賞曲として披露するための手法を伝授します。)
- 脈々たる箏曲地歌びと 84(最終回) <久保田敏子> 地歌箏曲に影響を与えた研究者たち
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 百人町捕物帳 和楽器よもやま噺 23(最終回) <水本真聡> 名管あります─三世古童最晩年の三印管
(和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介。)
- 邦楽用語きほんの「き」 38 <釣谷真弓> 合方・相方
(普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス 148 <野川美穂子> 都十二月
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。)
- こんなのもあった!邦楽の楽譜 9 <森重行敏> 尺八の譜 多様な表記法や曲目も・・・
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- おと・かたち・いろ考 60 <村尚也> 西向く侍の怪
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> なんちゃって尺八
- ヒダキトモコのつぶらな目 57
(表紙といんたびゅうの撮影を担当する写真家ヒダキトモコの目に写るものは。)
[楽譜]
- 続・邦楽器編曲塾 18
「いつくしみ深き」(尺八二重奏)<チャールズ・コンヴァース作曲・高橋久美子編曲>
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/2019年度上半期CD売上げベスト20
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 12月1日-1月31日分
- 12月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)