いんたびゅう:大川義秋/特集「三味線音楽のいろは 演奏編1」/楽譜「四季」より「春」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、箏演奏家の大川義秋。長谷検校記念(熊本)・賢順記念(福岡)の両コンクールで最優秀賞を獲得した彼が箏を始めたきっかけは東日本大震災。演奏だけでなく、作曲や衣装デザインまで手掛ける彼とともに生まれ故郷を訪ね、この10年を振り返る。
特集は「三味線音楽のいろは」第二弾として「演奏編1」。三味線音楽各ジャンルの“見てわかる”違いを、宗時行がわかりやすく解説。
人気連載「クラシック・アレンジSCORE」は、ヴィヴァルディ作曲の『四季』より有名な「春」を、三味線二重奏で全曲お届けします。
「邦楽ジャーナル」2021年3月号(410号)目次
以下<>内は執筆者名
[特集]
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三味線音楽のいろは(演奏編 1)<宗時行>
今さら聞けない「どこがどう違う」
[人物]
- いんたびゅう
大川義秋
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、箏演奏家の大川義秋。長谷検校記念(熊本)・賢順記念(福岡)の両コンクールで最優秀賞を獲得した彼が箏を始めたきっかけは東日本大震災。演奏だけでなく、作曲や衣装デザインまで手掛ける彼とともに生まれ故郷を訪ね、この10年を振り返る。
(「話題」欄に関連記事あり
大川義秋とふるさとと 人生を変えた3.11、そして10年)
- 世界の尺八 ヨーロッパの演奏家11リンデル儘盟(グンナル)さん/中国の演奏家11李秋楽さん
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品 32 <藤原道山> 御代の祝
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- 丸田美紀の箏十か条 8 <丸田美紀> 暗譜のクセをつける
(丸田美紀氏がステップアップしてくるきっかけになった出来事などを交えながら、自身が音に向き合うときに気をつけていることを十か条にまとめます。)
- 田辺頌山の尺八吹奏クリニック 8 <田辺頌山> 要注意!指、息づかい
(クセと個性は似て非なるもの。合理的でクセのない演奏が出来るよう、具体的に例を挙げながら1年間、誌上レッスンします。)
- 琴古流尺八の秘密 3 <徳丸十盟> アタリ 3
(山口五郎門下で東京藝大尺八専攻非常勤講師を務める徳丸が、流麗な琴古流の吹き方の極意を教授。)
- 「浪花十二月」と上方地歌 3 <菊央雄司> 弥生
(大坂で活躍する地歌箏曲胡弓演奏家の菊央雄司が地歌作物の『浪花十二月』を題材に大坂地歌の魅力を紹介し、端歌物『ゆき』を様々な角度から検証。)
- 虚無僧尺八の20世紀 3 <志村哲> 春は本曲日和
(地無し尺八吹奏家で大阪芸大教授の志村が古典尺八を繋いできた先人とその場所にスポットを当てる。)
- 邦楽用語きほんの「き」 53 <釣谷真弓> 大太鼓・鼉太鼓
(普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス 163 <野川美穂子> 蘭の香
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文)
- リレーエッセイ 3 <東田はる奈> 学生時代の衝撃
(演奏家や作曲家を中心に楽しいエッセイでつなぐ友達の輪。まずは若手からスタート!)
- おと・かたち・いろ考 75 <村尚也> 六角形は円に近い?
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> 繋ぐ(3) 「三曲」發刊の辭
- ヒダキトモコのつぶらな目
(表紙といんたびゅうの撮影を担当する写真家の目に写るものは。)
- クラシック アレンジSCORE 7
「四季より「春」(三味線二重奏)<A.ヴィヴァルディ作曲・高橋久美子編曲>
[話題・他]
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・大川義秋とふるさとと箏
- こんなの見つけた 11 ムジカノーヴァの付録「五人囃子」
人生を変えた3・11、そして10年
・緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業
文化庁芸術祭大賞受賞公演「第17回藤本昭子演奏会」配信!
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[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 3月1日-4月30日分
- 3月のテレビ・ラジオ/正月番組(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)