いんたびゅう:田辺頌山/特集「オンラインで合奏を楽しむ!」「三味線音楽のいろは 演奏編2」/楽譜「新世界」より「家路」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、尺八演奏家の田辺頌山。新作のレコーディングや演奏会などでひっぱりだこの田辺が尺八を始めたきっかけや還暦を迎えた今思うことを語る。
特集は二本立て。「オンラインで合奏を楽しむ!」では、ヤマハのSYNCROOMを使ってリモートで合奏を楽しむ方法を披露。「三味線音楽のいろは 演奏編」の第二弾。三味線音楽各ジャンルの、舞台演奏での“見てわかる”違いを、宗時行がわかりやすく解説。
人気連載「クラシック・アレンジSCORE」は、ドヴォルザーク作曲の『新世界』より有名な「家路」を、尺八二重奏でお届けします。
「邦楽ジャーナル」2021年4月号(411号)目次
以下<>内は執筆者名
[特集]
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オンラインで合奏を楽しむ!<立花茂生>
有料配信講習会の今
三味線音楽のいろは(演奏編 2)<宗時行>
今さら聞けない「どこがどう違う」3
[人物]
- いんたびゅう
田辺頌山
人気の尺八演奏家。初演者として名前が積み重なる。
- 世界の尺八 中国の演奏家12李聞海さん/ヨーロッパの演奏家12キク・デイさん
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品 33 <藤原道山> 村の春
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- 丸田美紀の箏十か条 9 <丸田美紀> アンサンブル力をアップ
(丸田美紀氏がステップアップしてくるきっかけになった出来事などを交えながら、自身が音に向き合うときに気をつけていることを十か条にまとめます。)
- 田辺頌山の尺八吹奏クリニック 9 <田辺頌山> 横ユリで表情豊かに
(クセと個性は似て非なるもの。合理的でクセのない演奏が出来るよう、具体的に例を挙げながら1年間、誌上レッスンします。)
- 琴古流尺八の秘密 4 <徳丸十盟> スリ
(山口五郎門下で東京藝大尺八専攻非常勤講師を務める徳丸が、流麗な琴古流の吹き方の極意を教授。)
- 「浪花十二月」と上方地歌 4 <菊央雄司> 卯月
(大坂で活躍する地歌箏曲胡弓演奏家の菊央雄司が地歌作物の『浪花十二月』を題材に大坂地歌の魅力を紹介し、端歌物『ゆき』を様々な角度から検証。)
- 虚無僧尺八の20世紀 4 <志村哲> 根っ子は繋がる
(地無し尺八吹奏家で大阪芸大教授の志村が古典尺八を繋いできた先人とその場所にスポットを当てる。)
- 邦楽用語きほんの「き」 54 <釣谷真弓> 桴と撥
(普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス 164 <野川美穂子> 富士太鼓
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文)
- リレーエッセイ 4 <望月左太助> 「囃す」ことの奥深さ
(演奏家や作曲家を中心に楽しいエッセイでつなぐ友達の輪。まずは若手からスタート!)
- おと・かたち・いろ考 76 <村尚也> マスクが好きな日本人
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> 繋ぐ(4) 記録は続く
- ヒダキトモコのつぶらな目
(表紙といんたびゅうの撮影を担当する写真家の目に写るものは。)
- クラシック アレンジSCORE 8
新世界より「家路」(尺八二重奏)<アントニン・ドヴォルザーク作曲・冷水乃栄流編曲>
[話題・他]
- News
・映画「いとみち」が大阪アジアン映画祭でグランプリと観客賞
- こんなの見つけた 12 免出隆山さんの「こしゃく」
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/地歌箏曲販売CDリスト#1
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 4月1日-5月31日分
- 4月のテレビ・ラジオ/正月番組(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)