いんたびゅう:三橋貴風/特集「三味線音楽のいろは 表記・呼称編」/楽譜「ジュ・トゥ・ヴー」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、尺八演奏家の三橋貴風。これまでの活動の集大成ともいえる2枚組CDをリリースした三橋が、これまでに歩んだ道筋と古典本曲にかける思いを聞く。
特集は「三味線音楽のいろは④」。今回は「表記・呼称編」と題し、各ジャンルにおけるパート名の表記法の違いについて解説。
人気連載「クラシック・アレンジSCORE」は、サティ作曲のシャンソン『ジュ・トゥ・ヴー』を、箏・十七絃二重奏でお届けします。
「邦楽ジャーナル」2021年7月号(414号)目次
以下<>内は執筆者名
[特集]
- 三味線のいろは(表記・呼称編)<宗時行>
- 今さら聞けない「どこがどう違う」④
[人物]
- いんたびゅう
三橋貴風
コロナの中でも2題のCDをリリースした。自身の今と過去に思いを馳せる。
- 世界の尺八 15 オーストラリアの演奏家3リンジー・ドゥガンさん/北アメリカの演奏家3レイチェル・ルディッチさん
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品 36 <藤原道山> 章魚つき
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- 丸田美紀の箏十か条 12(最終回) <丸田美紀> 気づく力
(丸田美紀氏がステップアップしてくるきっかけになった出来事などを交えながら、自身が音に向き合うときに気をつけていることを十か条にまとめます。)
- 田辺頌山の尺八吹奏クリニック 12(最終回) <田辺頌山> 効果的なユリを
(クセと個性は似て非なるもの。合理的でクセのない演奏が出来るよう、具体的に例を挙げながら1年間、誌上レッスンします。)
- 琴古流尺八の秘密 7 <徳丸十盟> 琴古流の楽譜
(山口五郎門下で東京藝大尺八専攻非常勤講師を務める徳丸が、流麗な琴古流の吹き方の極意を教授。)
- 「浪花十二月」と上方地歌 7 <菊央雄司> 文月
(大坂で活躍する地歌箏曲胡弓演奏家の菊央雄司が地歌作物の『浪花十二月』を題材に大坂地歌の魅力を紹介し、端歌物『ゆき』を様々な角度から検証。)
- 虚無僧尺八の20世紀 6 <志村哲> 明治以前のリアルを
(地無し尺八吹奏家で大阪芸大教授の志村が古典尺八を繋いできた先人とその場所にスポットを当てる。)
- 邦楽用語きほんの「き」 57 <釣谷真弓> 追善物
(普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス 167 <野川美穂子> 蛙
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文)
- リレーエッセイ 7 <吉田誠> 忘れていた日本の「間」
(演奏家や作曲家を中心に楽しいエッセイでつなぐ友達の輪。まずは若手からスタート!)
- おと・かたち・いろ考 79 <村尚也> 神さま事を超える白
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- ヒダキトモコのつぶらな目
(表紙といんたびゅうの撮影を担当する写真家の目に写るものは。)
- クラシック アレンジSCORE 11
「ジュ・トゥ・ヴー」(箏・十七絃二重奏)<エリック・サティ作曲・冷水乃栄流編曲>
[話題・他]
- こんなの見つけた 15 三橋貴風さんの「うちなー尺八」
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/篠笛・能管販売CDリスト#2
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 7月1日-8月31日分
- 7月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)