いんたびゅう:高畠一郎/箏にかける青春!①東海南高校/楽譜「アルハンブラの思い出」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、箏演奏家の高畠一郎。コロナ禍に入手した江戸時代の名楽器を用い、この秋に連続リサイタルを開く高畠に、その思いを聞く。
特集は、「箏にかける青春!」と題し、「とうきょう総文2022 日本音楽部門」出場校2校を取材。第一弾は愛知県立東海南高校を取り上げる。
人気連載「クラシック・アレンジSCORE」は、タレガ作曲の『アルハンブラの思い出』を、尺八・箏・十七絃三重奏でお届けします。
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「邦楽ジャーナル」2022年9月号(428号)目次
以下<>内は執筆者名
[特集]
- とうきょう総文2022
箏にかける青春!① 東海南高校
[人物]- いんたびゅう
高畠一郎
古典と古典のアレンジをテーマとして10月16日(日)と11月3日(木祝)に連続リサイタルを開く。その思いはどこに。
- 世界の尺八 29 北アメリカの演奏家17ロバート・ハーさん/ヨーロッパの演奏家19 ファキ・カデモールさん
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品 50 <藤原道山> 秋の草
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- 箏奏者におくるセッションの楽しみ方 2 <いぶくろ聖志> 演奏する場所と実践
(「和楽器バンド」で活躍する筆者が、箏奏者が洋楽器などとセッションする際の楽しみ方やコツを伝えます。)
- 尺八奏者のためのキャリア・コンサルティング 2 <神永大輔>未開拓地を探す
(「和楽器バンド」で活躍する筆者が、尺八奏者としてのマインド、活動の仕方を振り返ります。)
- 箏の音楽のすべて 9 <宗時行> 流派編3
(昨年の〈三味線音楽のいろは〉の続編。箏の「どこがどう違う」を「楽器編」「楽曲編」「演奏編」に分けて、わかりやすく丁寧に解説します。)
- 組歌をあじわう 9 <岡村慎太郎> 何度も弾いた「紅」
(野川流三味線組歌32曲と古生田流箏組歌49曲全てを習得した岡村氏が、その魅力と味わいを紹介します。)
- 虚無僧尺八の世界 9 <中村明一> 明暗対山派
(時代・地域によって大きな違いのある謎多き虚無僧尺八の世界を、全国をまわって知り得た自身の体験をもとに明らかにしていきます。)
- 進化する尺八 9 <志村哲>「尺八度」其の五 何処を見習うか
(現存する様々なタイプの尺八を楽器構造と演奏技術、社会制度と音楽の関係などから、それぞれの楽器の実在根拠を明らかにしていきます。)
- 釣谷真弓の全国邦楽ぶら散歩 11 <釣谷真弓> 京の都編4 色街のなごり 島原
(釣谷氏が、全国の邦楽に縁のある場所や史跡などをぶらりと散歩しながら、箏演奏家・日本音楽研究家としての視点で各地をリポートします。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス 181 <野川美穂子> 靱猿
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文)
- 新インターネットで邦楽 3 <立花宏> 竹と日本の伝統的な管楽器
1996~2007年に本誌で連載していた「インターネットで邦楽」を15年ぶりに再開。当時と異なり現在は情報過多ゆえに興味深い情報を探すのが困難。「膨大な中から適度にマイナーでマニアックなものを紹介できれば」と筆者。
- リレーエッセイ 21 <ケヴィン・メッツ> 津軽三味線の冒険の旅
(演奏家や作曲家を中心に楽しいエッセイでつなぐ友達の輪。まずは若手から連載スタート!)
- おと・かたち・いろ考 93 <村尚也> 鬼の角は2本?
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- マイヒストリー 4 <宮田耕八朗>
演奏家・作曲家が思い出の1枚の写真を取り出し、 語っていただくコーナー
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> 驚きと喜びと
- ヒダキトモコのつぶらな目 88
(表紙といんたびゅうの撮影を担当する写真家の目に写るものは。)
- いんたびゅう
- クラシック アレンジSCORE 25
「アルハンブラの思い出」(尺八・箏・十七絃合奏)<F.タレガ作曲・高橋久美子編曲>
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/尺八アレンジ楽譜集 其の2
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 9月1日〜10月31日
- 9月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)