いんたびゅう:宅見将典・丸田美紀/世界尺八フェス、2025年にテキサスで!/楽譜「天国と地獄」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は、2023年にグラミー賞を受賞したマルチインストゥルメンタルアーチストの宅見将典と、そのアルバムに参加した箏奏者 丸田美紀。二人が出会ったきっかけや、世界の潮流から見た和楽器の力について聞く。
NEWSは、リアル開催は2018年以来となる「世界尺八フェスティバル」(WSF)が2025年に米国テキサスで開催されることを発表! 第9回「あいおい全国邦楽コンクール」のレポートも。
人気連載「クラシック・アレンジSCORE」は、運動会のBGMとして有名な「天国と地獄」を箏・十七絃合奏でお届けします。
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「邦楽ジャーナル」2023年5月号(436号)目次
以下<>内は執筆者名
[人物]
- いんたびゅう
宅見将典・丸田美紀
グラミー賞と箏の力
宅見将典のアルバムに丸田美紀が加わりグラミー賞を獲得した。箏の音色が世界に広がる!
- 世界の尺八 36 ヨーロッパの演奏家26 オラシオ・クルティさん/中国の演奏家13姚伯漸さん
- 宮城道雄の何が凄い!? 尺八作品 58 <藤原道山> 春の賦
(尺八が入った宮城道雄作品を毎回1曲取り上げ、その曲の魅力や、他楽器と尺八の関係、どのように演奏したら曲が生きるのかなどを、尺八演奏家の視点で藤原道山氏が紹介します。)
- 箏奏者におくるセッションの楽しみ方 10 <いぶくろ聖志> 合奏練習
(「和楽器バンド」で活躍する筆者が、箏奏者が洋楽器などとセッションする際の楽しみ方やコツを伝えます。)
- 尺八奏者のためのキャリア・コンサルティング 10 <神永大輔> 尺八の普及は開拓の余地あり!
(「和楽器バンド」で活躍する筆者が、尺八奏者としてのマインド、活動の仕方を振り返ります。)
- 簡単!五線譜による日本楽器記譜法 5 <高橋久美子> 三味線編1種類と音域
様々な邦楽器の奏法を、できるだけ忠実に五線譜に書き表すとどうなるのか、作曲家の高橋久美子さんが解説します。作曲だけでなく、演奏の理解に役立つこと間違いなし!
- (新連載)古典芸能の名句・名言 1 <村尚也> 「まんろく」の境地
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が古典芸能の名句・名言を解きほぐします。)
- 尺八の聖地 5 <小濱明人> 一月寺(千葉)
尺八ゆかりの土地・史跡を尺八演奏家の小濱明人さんがガイドします。これを知ってその地を訪ねれば、尺八の理解もまた深まります。
- 新インターネットで邦楽 12 <立花宏> 中国の多絃箏
1996~2007年に本誌で連載していた「インターネットで邦楽」を15年ぶりに再開。当時と異なり現在は情報過多ゆえに興味深い情報を探すのが困難。「膨大な中から適度にマイナーでマニアックなものを紹介できれば」と筆者。
- 箏の音楽のすべて 17 <宗時行> 流派編11
(昨年の〈三味線音楽のいろは〉の続編。箏の「どこがどう違う」を「楽器編」「楽曲編」「演奏編」に分けて、わかりやすく丁寧に解説します。)
- 釣谷真弓の全国邦楽ぶら散歩 19 <釣谷真弓> 関西編6神戸市須磨区─須磨の関・源平の戦い
(釣谷氏が、全国の邦楽に縁のある場所や史跡などをぶらりと散歩しながら、箏演奏家・日本音楽研究家としての視点で各地をリポートします。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス 189 <野川美穂子> 桶取
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文)
- リレーエッセイ 29 <浅野祥> 古典の“器”に新鮮な水を
(演奏家や作曲家を中心に楽しいエッセイでつなぐ友達の輪。まずは若手から連載スタート!)
- 京地唄、うちからそとから 5 <梅辻理恵> わらべうた 1
三味線の最も古い形を残す柳川三味線が今も息づく京都祗園。そこで芸妓に地唄を指導する梅辻理恵さんが、「京都」を通して「外」を、また「外」から地唄をみて感じることを綴ります。
- マイヒストリー 12 <福田栄香>
演奏家・作曲家が思い出の1枚の写真を取り出し、 語っていただくコーナー
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文> プロとアマ
- ヒダキトモコのつぶらな目 96
(表紙といんたびゅうの撮影を担当する写真家の目に写るものは。)
- あいおい全国邦楽コンクール第9回「古典」
- 世界尺八フェスティバル2025年4月、米国テキサスで開催!
- 象牙に代わる新素材バチ試奏会/新開発の箏爪
- クラシック アレンジSCORE 33
「天国と地獄」(箏・十七絃合奏)<オッフェンバック作曲・森亜紀編曲>
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/民謡尺八を吹こう!
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/
[情報]
- PICK UP 注目の公演を紹介
- 邦楽情報 2023年5月1日〜6月30日
- 5月のテレビ・ラジオ(放送予定の邦楽関連番組一覧)
- 邦Jフォーラム(受賞、コンクール募集内容・結果など、邦楽界の様々な動きを提供)
- おけいこ場案内(習ってみたい!という方へ)