中国で和楽器!/遠音を奏でる8「江差」
表紙グラビアと「いんたびゅう」は胡弓の橋翠秋。様々なジャンルと共演する胡弓の世界を収録した3枚組のアルバムをリリース、その思いを聞く。
五線譜 「遠TONE音を奏でる」は、三塚幸彦「江差」(尺八・十七絃)のスコアを掲載。別売りのマイナスワンCD-R「『江差』データディスク」とともに楽しもう!
さらに邦楽演奏家・作曲家・団体・楽器商等の皆さまによる謹賀新年の名刺広告も掲載させていただきました。
「邦楽ジャーナル」2018年1月号(372号)目次
以下<>内は執筆者名
[特集]
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中国で和楽器!
[人物]
- いんたびゅう
高橋翠秋
胡弓の世界を収録した3枚組アルバムをリリース。信念を持ってしなやかに芸に生きる高橋翠秋を取材。
- 巨匠、その人と音楽5-1 <クリストファー遙盟> 小泉文夫
- アマチュアばんざい 三代朱山さん(尺八)
[奏法]
- 三味線が好きになる術(すべ)-47 <上原潤之助> 着物での演奏(着流し編)
(難しいと思われている三味線も、ちょっとしたことで上達し、楽しくなります。そのコツを伝授します。)
- ことのね玉手箱-47 <帯名久仁子> 音程を揃えよう!
(プロとアマチュアでは何が違うのか。演奏家・帯名久仁子が実践していることを披露します。)
- (新連載)真・鳴るほど・ザ・尺八-1 <菅原久仁義> 喉を「開く」感覚と「狭めている」事実
(人気連載「鳴るほど・ザ・尺八」「決定版・鳴るほど・ザ・尺八」に続く新シリーズ。これまでのシリーズはpdf版でも頒布しています。 「鳴るほど・ザ・尺八」 「決定版・鳴るほど・ザ・尺八」)
- 邦楽器と漆工芸-4(最終回) 尺八と龍笛への加飾〈池田達郎〉
(映画「箏の物語」の池田監督は、かつて漆に関する映画作品も手がけ、多くの漆器職人達とも交友関係があるとのこと。邦楽器にも欠かせない漆工芸の世界を覗いてみよう。)
- 脈々たる箏曲地歌びと-61 <久保田敏子> 地歌箏曲の系譜─生田流中国系
(京都市立芸術大学名誉教授の久保田敏子(さとこ)氏が、箏曲地歌の人々の系譜からその歴史をひもときます。)
- 虚無僧曼荼羅-21 <牧原一路> 一休と尺八
(私、平成の虚無僧、一路でござる。子どもの頃、家の前に現れた虚無僧を見てビビッときて、虚無僧に憧れ60年。念願かなって今晴れて虚無僧をしておりまする。)
- 邦楽器編曲塾-7 <高橋久美子>「ハッピーバースデートゥーユー」を箏ソロで 2
高橋久美子のスグ役に立つ邦楽器編曲塾。この連載では、本誌で2017年5月号まで掲載していた高橋さんの編曲楽譜の一部を例にあげて編曲のノウハウを提示したり、読者からの「困った!」の声に答えます。
- 邦楽用語きほんの「き」-15 <釣谷真弓> 春の海
(普段からよく耳にするけれど、意外と意味を知らなかったり、身近すぎて自分で調べることのなかった邦楽の基本用語を、日本音楽史を研究する箏演奏家の釣谷真弓さんが簡潔に説明します。)
- 1分間「箏曲地歌」アナウンス-124 <野川美穂子> 万歳獅子
(演奏会のアナウンスやプログラムに無料で使用できる解説文。使用時は「邦楽ジャーナル所載・野川美穂子執筆」と出典を明記して下さい。)
- 宮城道雄の息づかいを求めて-17 <千葉優子> ロンドン塔と「ロンドンの夜の雨」
(全国各地に建立されている宮城道雄のモニュメントやゆかりの地を訪ね、それにまつわる作品や随筆などを紹介)
- おと・かたち・いろ考-37 <村尚也> 春への呪物
(舞踊家・舞台演出家・評論家、村尚也氏が「日本の音」を解きほぐします。)
- Report
・第23回長谷検校記念くまもと全国邦楽コンクール <藤本草>
・第24回賢順記念全国箏曲コンクール
- News -ホットな話題を写真付きで
・劇団「ゴツプロ!」の「三の糸」
・「御屋舗番組控——影印・翻刻・注解——」刊行スタート
- 寄稿
・しなやかに時代を生き抜く伝統文化へ <三浦真澄>
- 小耳情報 (小耳にはさんだ話題あれこれ)
- 【創刊30周年記念企画】
邦楽ジャーナルにみる邦楽の世界、この30年-4 箏曲人口を10倍に増やす会
- 編集長の見たり・聞いたり・思ったり <田中隆文>「箏曲雑感」
- フォトグラファー・ヒダキトモコのつぶらな目-35
(表紙の人物写真を撮影する写真家、ヒダキトモコさんの目を通したひと言。)
[楽譜]
- 遠TONE音を奏でる Vol.8
「江差」(尺八・箏・十七絃)<三塚幸彦作曲>
- 遠TONE音を奏でる特別バージョン「萌春」のご案内
[CD・他]
- New Release
話題の新譜・新刊がズラリ
- HOW 今月の新入荷商品/CDガイド/2017年度上半期CD売上げベスト20
(弊社取扱いの通信販売CD等のご紹介)
http://hj-how.com/